SEN vol.1 -page9- ベニテングタケ

 

SENvol.1 page9
No reproduction or republication without permission.著作権:chihiro_tile

 SEN vol.1 9ページ目です。

 装飾文字の世界と、きのこの世界です。

 今回は文字「A」をオリジナルでデザインしました。本当は、「Z」まで作る予定だったのですが、、、挫折。

 きのこは、きのこ界では人気NO.1といっても過言ではない「ベニテングタケ」を描きました。赤に白い模様が特徴的。ヒダやツボ、といった詳しい形も勉強して、描いた初期作品です。ベニテングタケファンは多く、あっという間に売り切れた作品でもありました。

 このきのこ、スーパーマリオゲームのきのこに似ていますが、あれは一応「架空のきのこ」であり、毒キノコのベニテングタケを食べさせているわけではないみたいです。

 赤に白の斑点なんて、本当に可愛いデザイン。まさに自然はアーティストですね。

 ヨーロッパのきのこは、日本では見たことないような真っ青な傘(きのこの頭の部分)などもあって、刺激される色や形をしています。やっぱり、日本の土と菌の違いなのかな?きのこの本はいくつか持っているのですが、生息や形態の説明がどうしてか頭に入りません。。。。


 形的には、私は「しめじ」が好きですね。どさっと生えている感じ。自然界ではどうやって生えているのか知りませんが、スーパーではひときわ目を引きます。味だと、ここ最近は「しいたけ」です。肉厚であのきのこ臭い味が美味しいです。大人になりました。

 きのこの少し怪しい世界に魅了され、きのこアーティストになられた方、かなり多いと思います。私の周りでも数名います。きのこ陶芸家、きのこ研究家、きのこイラストレーターなど、、

 阪神梅田店で、以前「きのこ博」が開催され、お知り合いが参加していたので見に行きました。全国から集ったきのこ作家の方々が、ブースできのこモチーフの服や雑貨を販売する催しです。参加されている方のきのこ愛もすごいですが、お客様の購入意欲が大変高くびっくりしました。全身きのこだらけの人とか。。会場は人に溢れ、熱気に満ちて凄かったです。

 定期的にいまでもきのこ博は開催されているようで、日本人の「きのこ愛」はきっと廃れることはないだろうと確信しました。

 きのこは、不思議と何にしても絵になるので、私もデザインに困ったときはついつい使ってしまいます。


 

きのこ
立体作品。茶色はきのこのポルチーニです。

 

アリスのきのこ
アリスの世界風に

 きのこ。。


 ついに、次回はSEN vol.1 最終ページです。


chihiro